腰痛・坐骨神経痛
一言で腰痛と言っても痛い場所はまちまちです。
筋肉タイプ
・わき腹の辺りの筋肉が張る・痛む
・左右どちらかの起立筋が張る・痛む痛
・お尻のの辺りの筋肉が張る・痛む
・骨盤の骨の筋肉が張る・痛む
関節タイプ
・腰の背骨の辺りが痛む方
・骨盤の真ん中辺りが傷む
・膝の内側が痛む
激しい痛み・シビレ タイプ
・ギックリ腰
・坐骨神経痛
あなたはどのタイプでしょうか?
筋肉タイプ
筋肉が痛む場合は筋肉をマッサージする事はしません。
えっ? と思うかも知れませんが打撲による外的な要因や運動等による筋肉痛・内臓疾患による痛みで無い限り筋肉に問題が無い場合が多いのです。
筋肉の痛みはゆがんだ骨格のバランスを取るための緊張による痛みか、ゆがんだ骨格による神経圧迫によって筋肉の機能低下に起因する痛みがほとんどです。
神経圧迫が起こっている筋肉では筋肉の萎縮・血行不良を起こしています。
腰痛の場合、骨盤の仙骨と腸骨が合わさる仙腸関節か仙骨と第5腰椎との間の腰仙関節のどちらかがズレたまま硬くなってしまいます。
このズレた関節は靭帯を損傷させ受容器と呼ばれるセンサーを作動させます。
関節を必要以上ズレないように受容器の信号は脊髄神経を伝わり脳に送られ関節に付随する筋肉を緊張させ靭帯も引き伸ばされています。
緊張した筋肉は血流が悪くなりやがた痛みとなります。
つまり、ズレて硬くなった関節が原因なのでこの原因を取り除けば後は軽い運動療法で終了!!
後は整った骨格を維持する骨盤体操で体作りをすれば良いわけです。
筋肉に原因が無いのにマッサージなどをすると余計に痛めてしまいます。
関節タイプ
関節と筋肉の痛みの違いは解りづらいかもしれません。
関節周辺を押して痛みが出れば関節が炎症を起こしている可能性があります。
痛みがある関節では均一な圧力が関節に掛からず受容器と呼ばれるセンサーを作動させます。
関節のズレと筋肉・靭帯の緊張は抹消神経をし、神経のである筋肉・内蔵などが機能低下を起こしてしまいます。
お尻の筋肉の張りは坐骨神経を圧迫又は股関節周辺の筋肉の機能低下による場合も有ります。
過食を起こした際に痛みや不調を感じるのは機能低下を起こした筋肉・内蔵が正常な働きをしないためです。
思い当たることはないですか?
では関節包、靱帯、筋膜に損傷を与えてしまう原因とは何でしょうか?
それは普段の生活習慣から起こる姿勢の乱れです。
ギックリ腰・坐骨神経痛に共通する点とし皆さん骨盤がかなりずれています。
左右の腸骨そして仙骨もネジレています。
腸骨に足の骨が付いているため左右の腸骨のネジレは足の長が見た目どちらかが短くなって見え骨盤自体の左右の高さが違ってしまいます。
その姿勢で立っていれば短い足側に体は傾き背骨も歪んでしまいます。
激しい痛みギックリ腰・坐骨神経痛
激しい痛みといえばギックリ腰と呼ばれる腰椎捻挫です。
腰椎捻挫(ようついねんざ)とは、背骨の一部を構成する腰椎に無理な力がかかって炎症を起こす急性腰痛です。
関節に必要以上に圧力が掛かり過ぎ関節包、靱帯、筋膜が損傷し受容器の信号が脊髄神経に伝わり関節を守る為、筋肉を過度に緊張させガチッとロックしてしまいます。
この状態がギックリ腰で動けない状態で脊柱の生理的わん曲は失われ脊柱が真っ直ぐになってしまいます。
関節包、靱帯、筋膜がズレた関節によっての損傷ですから裂けたりつぶれてしまうということです。
そのため激しい炎症が起こり熱を持ちます。
炎症は3日間は収まる事はないので初期段階でよく冷やすことです。
痛みの原因はズレた関節なのでそのままでは回復が遅れてしまいます。
とてもツライのですが早急にズレた関節を矯正して正しい位置に戻す事で痛みの解消は早まります。
また、坐骨神経痛は臀部から大腿裏の筋肉に強い痛みを感じ付随する筋肉に係わる神経が骨盤・腰椎から圧迫を受けている為による筋肉の過度な緊張です。
原因はやはり坐骨神経に係わる関節のズレにのための神経圧迫で筋肉の過度な緊張、そして股間節周囲の臀部筋が硬くなる症状です。
股間節が痛くなるため歩行が困難になることが多く体重が増えてしまう傾向があります。